インターネットの文体

文体というか、いわゆる「あの頃のインターネット」というか、それは自分の場合テキストサイトのあの頃から存在する趣の話になる。 テキストサイト界隈における時系列やスタイルの興隆を語ろうとすると特定のサイトを指標にする必要があるので(そしてそれは…

自己実現する狂疾

――村田氏は独自の方法で現在の哲学を身に付けたとのことですが。 そうですね、ちょうど10年か11年くらい前だと思うんですけれども、当時勤めていた会社が、まあコンサル系の会社だったんですけども、本当にうまくいかなくて自殺も考えていたんです。でも死ぬ…

ソープへ行ったのです

「泡銭が入ったから、ソープへ連れて行ってやる」と先輩が言い出したのが一週間前で、結局ソープへ行くことになった。 その人は優秀な選手で、なぜか金をたんまりと持っていた。諸事情で私に借りがあったとはいえ、下を見ても一万は下らないソープを奢っても…

特定の人物の特定のタグについてのみブロック、あるいは取得したい

普通の日記だけど、はてなブックマークの話。 はてなブックマークにはお気にいり機能があって、自分がお気に入り登録したユーザーのブックマークが流れてくるようになっているんだけれども、特定の人の、特定のタグが付いたブックマークだけ流れるようにした…

なきがらの塔

かつて通っていた小学校には大きなシイの樹があったのだが、少し前に伐採されてしまった。 小学校の隣には老夫婦が住む一軒家があった。小学校の庭に植わっていたシイの巨木は、ちょうど老夫婦の家の南側に立ち、家屋の全体を覆い隠していた。このことでしば…

最近のアヘ顔ダブルピースに対する苦言

アヘ顔ダブルピースの扱われ方が何かおかしくなってるなあと思う。 (「アヘ顔ダブルピース」や「ふたなり」等の単語が分からない方はお帰りください) アヘ顔ダブルピースの初出はみさくらなんこつの、 「信じて送り出したフタナリ彼女が農家の叔父さんの変…

旧世界の車窓から

彼女と家に帰る途中だった。 午後6時過ぎに大学を出てバスに乗ると、運よく降車客と入れ違いで、二人並んで座席に座ることができた。最近彼女と会うときは、交代で夕飯を作るのが決まりになっている。その日は私がホストで夕飯を作る日で、ビーフシチューの…

あいさつの理法

私は挨拶はなるべくするようにしているし人には親切にしたいと思うけれども、その動機を突き詰めればそれは「人情」とか「道徳」とかのようなものではない。理由は、日本の中の現在私が所属する社会において、そういう生き方がある程度合理的であるからに他…

嗜好品についてのあれこれ

私自身は煙草というものに特に嫌悪も愛好ももっていない。吸わないし吸ったこともないが、「煙草を吸うなんてとんでもない」とは思わないし吸いたければ吸えばいいと思う。 祖父は喫煙者だ(まだ存命である)。「愛煙家」というような人間なのかどうかは分か…

この顔

こういう顔をよく見るのだけど、なにこれ? 絶対笑ってないんですよこれ。アヒル口がアーティファクトだってことくらい自明だしアヒル口周辺に出没する類の写真なんですよ。で、映像だとこの後ちょっと顔を揺らしたりして。「うれちー!」みたいな反応するじ…

"「ブログ」が「ロック」と同じ言葉になってほしい"のつづき

「ブログ」が「ロック」と同じ言葉になってほしい - マシバ}クンシッバ 直リンクでもないのに相手のブログにバッチリ補足されててインターネットすげえとびっくりしてしまったんですがそれはさておき。 まず、先日のエントリの内容でいくと、紹介したブログ…

「ブログ」が「ロック」と同じ言葉になってほしい

kubomi的なテキストサイト史観(これははずかしい言葉)で言えばブログの定義はテキストサイトの対義語にあたり、つまりは作者性のエンターテイメントから記事それぞれの独立したエンターテイメントへの以降という意味で、「パーマリンクを生成する形態を取る…

「あ、はい」の「あ」を消す方法

とにかく聞きに徹する。相手がしゃべってる間は返事することは考えず、身構えず、聞き切ることに集中する。 すると、「あ、はい」や「あ、わかりました」の「あ」が消えやすくなることがわかった。

最近ネコプロトコルを読み返しています

http://d.hatena.ne.jp/nekoprotocol/ 3年以上前に更新を停止したブログです。当時はとても好きだった。今読んでも面白いなあ。 ネコプロトコルさんの文章は、夢に似ているなと思った。現実の中に、数滴の不条理や矛盾があって、あれ?あれあれ?なんだこれ…

手紙は塩漬け、口承は刺身

ブログを書くのが苦手になったのには、リアルでのアウトプットが増えたことが大きく関与していて、どうも会話の中でのネタの鮮度と、文章に起こすために頭の中で成熟させるネタの鮮度が全く違うことを自覚し始めた。前者の方が圧倒的に足が速い。 馬鹿馬鹿し…

嘘八百夜

脳トレとして今から嘘を50個書きます。 1)鼻くそが水を含んで膨張したのが痰 2)ホワイトデーを最初に考えたのは橋本龍太郎 3)エイトフォーの名前の由来は、両脇両足の4箇所に臭いの元であるアポクリン腺がそれぞれ8個ずつあるから(8x4) 4)ブラマヨ小杉の実家…

理想気体

部屋に案内されたとき、そこに充満しているのが本当に空気なのか疑うことはよいことだ。 近所のお気に入りの古着屋のバイトに応募し面接に来たはいいが、格好ばかりついて狭苦しい部屋に入れられて10分ほど、ようやく出てきたのは童顔の男で、やっと面接が始…

心がヒリヒリするような話

むかし母の友人の自宅で何度か食事会に招かれたのを思い出す。 太め、かなり太めの女性で、会社のパート社員の女性を集めてよく食事会を開いていた。私も母に連れられて何度かその食事会に行った。そのときに食べた春巻きを私が気に入ったので、そのレシピは…

まあ見てないわけなんですけど

なんか羞恥心を感じることで魔力が増大するみたいな設定は既にありそうですよね

今更人には聞けない「魔法少女まどか☆マギカ」

メインキャラクター 鹿目 まどか 空手部の次期主将で短髪の似合う西鍛冶中学校2年の中学生。幼い頃に男に襲われたことをきっかけに空手を始め、今では県下一位の実力を誇る。 焔河 ひろし あだ名はほむほむ。まどかの同級生であり、剣道部。幼い頃に母を亡く…

夢で聞いた歌を探しています

先日夜行バスの中で見た夢で、聞いたことのない歌を聞いた。 サービスエリアで停車したときに目が覚めて、頭の中からその歌がどんどんこぼれてゆくのを感じ、急いでメモ帳に歌詞を書きなぐった。メロディも忘れないように小声で口ずさみながら、売店の前で携…

二人のトルコ人

遅めの昼食をとりに学食へ寄った。ノロウイルスと思われる体調不良から快復したばかりなので、ライスの一番小さいサイズと大根おろし、フルーツヨーグルトをトレーに載せ、清算する。ここで出た欲は、大根おろしにはポン酢をかけるという固定観念の破壊であ…

AM2:36

部屋で寝ていると、階下が騒がしい。 住んでいるアパートの一階にはローソンが入っていて、夜中に非行少年が騒ぐことがよくある。だが今日は少年ではないらしい。だいぶ年を食った、四五十を超えたくらいの男が怒鳴り散らしている。しかもクレームをつけてい…

文字認識

視力が悪くとも文字が読めるのは、人間の脳が文字を類推するからであり、遠くの文字が読めるからといってその文字の細やかな部分がきっちりと網膜に投影されているかというと、必ずしもそうではないのだ。 大学に入学して以来自分の視力がジワジワと低下して…

頼られることと任されること

バレンタインなのでいいことを教えます頼られることと任されることは違いますもしあなたが自分のことを「頼りがいのある男」だと思っているのならばそれは「任せがいのある男」である可能性が十分にあります頼られるということは文字通り信頼の上に成り立つ…

テンキー革命

テンキーの話なんだけれども。 私はテンキーがあんまり好きじゃなかった。それはタイピングに両手の人指し指から薬指しか使えていないことによるんだけど、もう使いづらくてしょうがなかった。 理由は一つ。0と9が遠い。遠すぎる。 まず親指でタイピングが出…

破り捨てる文化

部活でのコーチやOBとのやりとりや、バイト先でのやりとりの中で、小さいカルチャーショックを受けたことがある。 「不要な紙をすぐに破く」ということを、社会人は結構頻繁にするのだが、学生だとあまり熱心に破こうとしない。丸めて棄てるとか、そういう風…

ブルーチーズを食べた

ブルーチーズ食べて、美味しかったと言うだけの日記。昨年末、業務スーパーでブルーチーズが目に入ったので買った。量にして、どうだろう、近くにあるものでたとえるなら、初代プレイステーションのコントローラーの、半分くらい。分かりにくい。 一人暮らし…

イヤホンを買いました

これまで使ってきたイヤホンは実は二つしかなかった。 一つ目は中学のとき、初めてCDというものを自分で買ったとき、父が買ってくれたポータブルCDプレーヤーに付属していたものだ。初めて自分で買ったCDというのはリンキン・パークの「Meteora」で、洋楽、…

自殺はやめてくれ

なんか小学六年生の女の子が自殺したとかで話題になってます。 この世の不条理(都条例)に悩んだ小学六年生の少女が出した結論 - Togetter まあ嘘だと思いますけど。 まだこれを読んでません。ウインドウ開いて、そのまま閉じただけなので一行くらいです。 …

きっに

昨日から水のような便というかほぼ飲んだ水そのままがアナルから出てくる病気にかかり一日中寝ていた。 ほんとうに寝ていただけだった。ノロウイルスかもしれない。 まとまったことも考えなかったし、貯めていたアイデアもないので今日はこういう日記になり…

耳なし芳一 THE EXTACY

今は昔、阿弥陀寺というところに一人の盲人が住んでいた。名は芳一といい、もとは貧しい琵琶弾きであったが、その芸の達者なのを和尚に認められ、寺に引き取られたのだった。幼き頃から琵琶の弾き語りに長け、こと平家物語の中、壇ノ浦のくだりを語る妙たる…

ガマの油売り口上 feat. Diggy-MO' (from SOUL'd OUT)

Ge Ge Ge ゲロ Secret な Extraction Go Go Go Ya' Got がまの油 A La La La... Must Chek 不可解な Plaster Representing 筑波山 たとえ足に傷を負っても大丈夫 これでまた歩き出せるから… さてお立会い 手前ここに取りいだしたる陣中膏はこれ「がまの油」 …

成人の日一部始終

前日午後8時 下戸の父が私の成人祝いのために保管してくれていた「百年の孤独」という麦焼酎をいただく。樽の香りがほのかにうつっており、良い味だった。ほろ酔いの状態で就寝。 当日午前8時 起きて顔を洗い犬の散歩をする。相変わらず拾い食いをするので困…

日記

多機能端末が続出するのを見ていると、時代の潮流に乗れていない自分が嫌になるのだが、ふと思ったのは、あれだけ画期的なインターフェイスが生まれておきながら、性産業に大きなイノベーションがないということだ。出来ることは格段に増えたはずなのにそれ…

これからの次元の話をしよう

「次元の低い会話」「低次元な争い」という表現がある。「低次元」は「考え方や行為の水準が低いこと」を示す語として広く浸透しているが、理屈っぽい人間はこういうことをほじくりかえして文句をつけたがるものだ。だから今日はこのことについて書く。 数学…

いつのまにか彼女は

私の親はかなり放任主義的というか、自由に私の好きなことをさせてくれた。とくに勉強しろだとか、こういう仕事に就いて欲しいとは言われたことがない。唯一強制されたのは自転車くらいだろうか。強制と似ているが、心配もあまりされたことがない。万事安泰…

怒髪最適化のすすめ

怒ったり怒られたりするのはかなりめんどくさい。 面倒くさがりには二種類いて、一つは方法やシステムを変えることで手間を減らす発想ができる人間にあたる。こういう人間は問題を解決するという前提で面倒くさがるから有益だが、もう一つのタイプの「やらな…

五年前の自分から手紙が来た。

乾燥した冷たい空気を吸い続けたせいか、朝起きると喉に痛みがあり声が出ず、朝飯も食べられずに寝転がっていた。午前9時ごろのことである。妹がポストを確認すると、年賀状に混じって一通の封筒が入っており、僅かに女性的な印象を抱かせるような文字で宛名…

今年は

新年明けましておめでとう。今年もよろしくお願いします。 とりあえず今年はもっと更新頻度を増やしたい。これに尽きる。 去年ようやく気づいたことがある。 「自分の持っているもののワン・ランク上」なんか求めるより、「自分にないもののさらにワン・ラン…

丼をさらに美味しく食べるために必要なたった一人のクズ

どんぶり飯が出てくる。 上に載っている具をすこし箸で転がしたあと、食べにかかろうとしている箇所の上にある具をすこし端に寄せ、局所的に層を浅くする。箸を差し込む角度は丼の中心軸よりやや外傾ぎみで、具に対してより多くのご飯を掻き出すようにイン。…

俺はコンバース・オールスターが憎い

"CONVERSE ALL STAR" コンバースといえばこれ、というくらい有名なスニーカーだ。小学校から中学に上がる時分にお洒落に目覚め始めた少年少女がよく履いているのもアディダスかこれだ。とにかくかっこよくて、眩しかった。中学に上がって制服を着るようにな…

情報死者たちのダンス

sengoku38というアカウントから尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関する映像が投稿され、一時ネットは騒然となった。情報のリークがマスメディアによるものからインターネットへの投稿によるものとなったことで、多くの国民が日本のジャーナリズムの大きな変革…

内臓食い

先日学食で朝食を取ったときに、ふと目に留った「さんまの南蛮漬け」がとても旨そうに見えた。 魚は嫌いではなかったが、日ごろ進んで食べようとするものでもなかった。だがその時は、炎天下に置かれた氷水と言おうか、廃屋に待つ艶女と言おうか、なぜかそれ…

最近の勃起ハイライト

道端に生えていた草のつぼみに惹かれ、しゃがみこんでつぼみをひらいたところ、なぜか興奮し勃起。 美人が運転する市バスに煽られ、強烈に興奮し勃起。 眼鏡をかけたショートカットの女性が味噌カツを食べており、勃起。 初対面の女性と会話した際、高校時代…

二十歳になりました

近畿の方言であると思われるが、青痣ができることを「しぬ」と表現することがある。 実に古い記憶――年齢にして七つ、八つを過ぎないくらいに幼かったころだと思うが――眠るため母とともに布団へ入ったときに、勢いよく母の腕を踏んでしまった。母はツッと息を…

OORUTAICHIというひと

以前にも書いたのだけど私はあまり音楽に詳しくない。だからもしかすると彼は今更私が紹介しなくても多くの人が知っているのかもしれない。 でもあまりにもびっくりしてしまったので載せたくなった。 年を食うと(というには早いかもしれないが)、あまり新…

ブログタイトルとハンドルネームを変えました/名前についてのまとまらないはなし

ブログタイトルを変えました。 旧タイトル「久保マムシ」は中学生だった私がつけたタイトルで、何が何やらわからないし嫌気がさしてきたので心機一転で何が何やらわからないタイトルに変えました。例えば自分のメールアドレスが中学のときに設定したまんまで…

暴力の話

殺せる妹 私には六つ下の妹がおり、今でこそ仲が良いが(と兄は思っています)私が小学三、四年そこらで妹がまだ幼稚園にいた頃なんかはよくもめたものだった。私は私で妹の幼さを受け入れられないほどに幼かったし、妹は妹で当然まわりに気を遣うこともなく傍…

モダンチョキチョキズ『ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説』

音楽CDの感想なんか書いたことないけど、聞きながら同時進行で書いてみる。ちなみに私の耳はあんまり肥えてないので何を言うか分からない。 −−− [rakuten:gdc-miracle:10088753:image] 先日実家に帰った際、高校の時分によく通っていた中古のCDショップに立…