勉強ほっぽりだしてどこいくの

家の裏のイチジクを取ってむしゃむしゃ食った。
イチジクは無花果とも書く。外から見えないだけで花は実の内側にあって、食べている部分は「花托」と呼ばれる部分である。この構造の為に、甘く熟した部分は僅かながら、外気に触れている。よって、アリなどの小さな昆虫は中に容易に進入することが出来る。実際、イチジクの木の根元から行列を成して、果実を貪っていることも少なくない。
私は面倒くさいので、皮をむいてそのまま食べた。アリも中にいたと思う。
私はイナゴや蜂の子を含めて昆虫食というのはもっと肯定されるべきだと思っている。イチジクの中のアリも、味つけの一つと考えることが出来るのではないだろうか。イチジクの種子同様にクチクラ層のプチプチとした食感がアリにはある。また、ねっとりとした食感とその著しい甘さのなかに、ギ酸の爽やかな酸味を添えていただく。ただしギ酸は多量に摂取すると中毒症状を引き起こすので注意。その範囲内であれば、アリ入りイチジクは中々美味しくいただける。
そもそも、幼稚園や小学生のときにアリを食べた経験を持つ人は多いのではないだろうか?そのまま食べると舌を噛まれるので、頭部を潰した後に腹のなかの酸味を味わう。あと、聞いた話だがカナブンはピクルスのような味がするらしい。カナブンは捕まえると尻からバルサミコ酢のような色をした非常に汚い汁を出す。本当に汚い。セミはエビのような味がするそうで、実際うちの犬は毎年美味しそうに食べる。話がまとまらないまま終わる。