しつこい懐古01

ここを始める前のサイトは中学生の時に始めたんだけど、その時分に中学生が作るサイトなんてろくなもんが無かった。著作権丸ごと無視のイラスト転載サイトとか、内輪で盛り上がってるだけとか、極彩色のレイアウトにフォント弄り完備のページとか、あんまりいいイメージが無かった。だから自分の年齢を思いっきり隠してたし、偽ったりもしてたんだけど、あるとき同い年の中学生がすげえ文章書いてるブログを知ってしまった。なんというか電流が走った感じで、参りましたと思った。で、自分も年齢出すことにした。別に中学生として評価されたかったわけじゃなくて、ちょっと張り合おうと思ったんだよ。まあ張り合うと言っても「どうですかこのクラウチングスタートの形!」ってな感じで、走ったら絶対追いつけないんだけど、この足首の柔軟性だけは負けないぜみたいなそういう。よく分からないな。
あとねとらじってのもよく見ていたんだけど、あれ知ってますか、ねとらじってもともとライブドアの傘下ではなくて、ある管理人がしょぼいサーバーで頑張ってやってたサービスだったんだよ。でその頃はテキストサイトの管理人とかが放送したり、muzieなんかで活動してるアーティストが弾き語りやったり、普通の主婦や大学生も放送したりしてたんだけど、今と決定的に違ったのは著作権に関する厳しさだったなあと思う。時々何も知らない人がバンプオブチキンの曲を流すだけの放送を始めたりするんだけどさ。「リクエストお待ちしてます(^^)」とか言って。もう運営の掲示板にすぐ書かれてたし、すぐにしょっぴかれてたのを覚えている。私もそういうラジオが始まると、「あーまたやらかしてるなー」とか思ってたし、そういう今となっては極めて小さな著作権侵害も、すごく悪いことだと思っていた。だけど今ねとらじに行くと「アニソン垂れ流し」とか普通にやってるからね。さきむらとしゆき氏とか全然流れてない。この頃の私にはyoutubeの登場なんて思いもよらなかっただろうな。
あとはこの前にも書いたショタとかやおいとかのジャンルもすごく一般に認知されるようになったし、男がそういうジャンルを楽しむのも以前より不自然ではなくなった。まず腐女子ってのがかなりカジュアルなものになって、それにつれて変わって行ったんだろうけど。ショタを楽しめるということが、昔はすごく後ろめたかった。
だから、昔と比べてタブーがどんどん解禁されているなあとふと思ったのです。繰り返されてきた、ありふれた革命のほんの一部だと考えれば、時代に沿ってタブーが解禁されていくのは当然なんだけれども。ただそういう意味では、私はタブーを融かすというある種の暴力に加担しているとも考えることができるし、自分がのびのび暮らせる社会が出来上がっていくという流れは、一概によいとは言えないところもあるのです。