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日記

多機能端末が続出するのを見ていると、時代の潮流に乗れていない自分が嫌になるのだが、ふと思ったのは、あれだけ画期的なインターフェイスが生まれておきながら、性産業に大きなイノベーションがないということだ。出来ることは格段に増えたはずなのにそれが普及していない。もっとスカートめくりとか乳首を筆でなぞるとか、もっとえげつない某が出来るようになったのに誰もやってないし、これは素晴らしいぞ、という声も聞かない。
高度に進歩したテクノロジーの功罪が、発現したとき既に人類の想像力を超えていた、ということはよくある。三歩進んで二歩下がることでしか人間は成長できない。だが人類がiPadスマートフォンを目の前にして、どんなことがやりたかったのか分からなくなっている訳じゃないだろう。さんざっぱら一人称視点のAVやエロFLASHを作っておいて同じものが作れないこともあるまい。
ただ、実際そういうものをiPad上で動作させることを想像してみると、どういうわけか愉快でないように思う。エロFLASHなんかは昔お世話になったけれども、どこか冷めてしまいそうだ。
どうしてだろうと考えてみると、触れる、タッチするということのあまりにも現実的なことが原因なんじゃないかと思う。動画を見るときにリモコンのボタンを押す、クリックする。iPad上の女性の胸を触ってフリック愛撫する。現実に動いているのは指で、昂りを生み出しているのは己の想像力。このあたりに関係がありそうだが、どうもうまく表現が出来ない。自分の形象を言語化するにはもうすこし哲学の素養を身に着けているべきなのだろうと思うが、ズリネタの善し悪しを腐すために哲学を学ぶのもいかがなものかとも思う。
大画面ならどうだろう。これはちょっと良さそうな気がする。実物大の女性が画面にいて、それに擬似的に触れるっていうのは個人的にはありだ。少し違う話になるが、拡張現実の分野は比較的早くこういう下衆なところの核心に到達しそうな気もする。自分はアプリ開発もARの開発もできないので、第一線の人たちの活躍を祈るばかりである。