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Tポイントカードはお持ちですか

ファミマに行くと会計の際に「Tポイントカードはお持ちですか」と聞かれる。100円ローソンならポンタカードの有無を聞かれるし、そのほか各社各店のポイントカードの有無を聞かれることはもはや日常になっている。
その際、持ってないことを伝えると「失礼しました」と言われることがあるのだが、これがすごくもやもやする。何が失礼なんだろう。例えば居酒屋での年齢確認だとか、銭湯でのタトゥー確認だとかなら分かるのだけれど、ポイントカードを持っているかどうか聞くことの何が失礼だというのか。
ポイントカードを持っていることがある種の一般的なステータスであるというなら分かる。たとえばクレジットカードを持っているということは審査に通るだけの信用があるということだし、その有無を尋ねるというのは、文脈によっては「失礼」にあたるかもしれない。しかし、Tポイントカードである。
確認の手間を取らせて失礼しましたという話なら、この国はどこに行くんだと思ってしまう。そんな程度の手間を謝罪しないことで憤る人間がいるのだろうか。もし自分の前でそんなオッサンがいたらチョークスリーパーで眠らせ口に"おじばん"を突っ込みレジの女の子にプロポーズする(my婚活)のだが、そんなこともないだろう。私は「失礼しました」という店員に怒っているのではなくて、そういう「とりあえず謝っておけ」的なマニュアルを書く上司に怒っているのだ。
カードを使いたい人間に対するリマインドで事足りるのだから、会計作業の間に「ポイントカードをお持ちでしたらご提示ください」と言えばいい。カードの新規作成に誘導する効果もあるのかも知れないが、それとて数秒か、せいぜい1分の間の出来事なのだから謝らなくてもいいのに、と思う。